・最高の音質のワイヤレスイヤホンが欲しい!
・ノイズキャンセリング機能も妥協したくない
・Air Pods Proじゃないイヤホンで人と差をつけたい
そんな方に、ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2(以下、TW2)のレビューをお届けします。
ネットでのレビューでは、音質の評判が高いゼンハイザー。
そして、前機種TW1にはなかった待望のノイズキャンセリング機能が追加されました。
これは期待大!
ということで早速試してみました。
前機種TW1、そしてSONY WF-1000XM3、Air Pods Proとの比較も述べたいと思います。
どんなイヤホン?
高級音響機器メーカーであるゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンです。
今機種から、待望のノイズキャンセリング機能が付きました。
前機種でも音質には定評がありましたが、さらにノイズキャンセリング機能が付いたということで、鬼に金棒といったところでしょうか。
仕様
特筆すべきは、バッテリーの持ちで、単体で7時間、ケースと合わせるとなんと28時間の使用が可能で、海外への長距離フライトでも十分にバッテリーが持ちそうです。
お値段は、¥36,300と結構な強気価格となっています。
売れ筋の、SONY WF-1000XM3、Air Pods Proよりもかなり高価ですね。
機種名 | SENNHEISER TW2 |
形式 | イヤホン |
重量 g | 6×2 |
充電ケース重量 g | 58 |
再生時間 h | 7(28) |
防水性能 | IPX4 |
価格(税別) 円 | 36,300 |
コーデック | SBC, AAC, aptX |
装着感 | ◯ |
ノイズキャンセルの自然さ | ◯ |
ノイズキャンセルの強さ | △ |
音質 | ◎ |
外観レビュー
開封の儀
まずは開封。
イヤーチップは最初からついているものと合わせて、4種類の大きさのものが入ってます。
その他、充電のUSB Type-Cケーブルなどが同梱されてます。
前機種TW1と比べて若干小さくなってます。
また、SONY、Air Pods Proと比べるとこんな感じ。
SONYよりは小さく、Air Pods Proよりは少し大きいです。
耳にうまく納まり、出っ張らないので目立たなくて良いです。
(この点、SONYは出っ張りが目立ちます)
ノイズキャンセリング機能
TW2から追加された待望のノイズキャンセリング機能。
ノイズキャンセルの強さは、あまり強くなく、AirPodsPro >SONY >TW2の順です。
ただし、人工的でなく優しいノイズキャンセル機能なので、強いノイズキャンセルが苦手な人には良いかもしれません。
使用感
サイズは、SONYよりも小さく、Air Pods Proよりも若干大きといったところで、装着しても目立たないし、しっかりホールドされます。
イヤホン側面がタッチセンサーになっていて、これをタップすることにより、再生/停止、スキップ、ボリューム調整などができます。
アレクサなどにも対応してます。
アプリ
接続のためのアプリがあります(写真はiOS用)。
タッチセンサーでの機能変更、ファームウェアのアップデートなどができます。
優れた点
音質はさすがといったところで、他機種を凌駕していると言えるでしょう。
Air Pods Proと比較すると、たくさんの楽器がきれいに鳴っているのを実感できます。
また、自分はPodcastをよく聞くのですが、人の声も自然に近く聞こえる気がします。
音質についてはさすがで、TW2 > SONY WF-1000XM3 > Air Pods Proという順になります。
気になる点
ノイズキャンセリング機能がうまく働かないことがたまにありました。
電車に乗っている時に、上手く音を打ち消せずに発振してしまって、ブチブチとノイズが数秒継続して出ることがありました。
これは、他の機種では一切なかったので少しびっくりしました。
もう一つは、時々イヤホンを落としそうになってしまうことです。
イヤホンの形が、先端に向かって小さくなっているので引っ掛かりがなく、滑って落とすことがあります。
これはケースからイヤホンを取り出す時と、耳からイヤホンを抜く時に頻発します。
イヤホンを落とすと、落下により衝撃があり、さらに転がっていくので探すのに一苦労です。
飛行機内で落として、転がっていくと、まず見つからない気がします。
このイヤホンで一番気に入らない点です。
結論
本機は、マイルドなノイズキャンセリング機能に、良質の音を出せるイヤホンだと思います。
すなわち自然に良い音がなるような機種だと思います。
音質重視の方にはおすすめです!